下村氏の正論
下村官房副長官を支持します。
高市早苗少子化担当相は7日午前の記者会見で、ゼロ歳児保育見直しに言及した下村博文官房副長官の発言について「生活やキャリア確立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家で子育てしろと言い切られるのは残念だ」と述べ、強い不快感を示した。
高市氏は「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろいろな人生、暮らし方がある」と指摘。政府が進める待機児童ゼロ作戦を継続する考えを強調した。
下村氏は、5日の講演で「保育園に入れるより、母親が家庭で1歳ぐらいまで子育てできる社会システムへの方向転換が必要だ」と発言した。
(11/07 12:16) 産経新聞
一律にとは言いますが、0歳児~1歳児までは乳児と呼ばれるように、無条件に母乳を与えてくれる母親を求めているものです。夜は3時間おきに目を覚まし、母親が見当たらないだけで泣き叫び、近くにいるだけで安心します。そうやって母親と一緒にいることで安定した情緒や人格がはぐくまれていくものです。
下村氏は一般論として“「保育園に入れるより、母親が家庭で1歳ぐらいまで子育てできる社会システムへの方向転換が必要だ」”と述べたのだと思います。失礼なたとえかもしれませんが、子犬でも3ヶ月経たずに親元から離されたものは、十分に親の愛情が受けられず、体力面、情緒面が不安定で社会性の無い躾けにくい犬になるそうです。
私は個人的には3歳児までは母親と一緒にいるべきだと思います。それまでに十分に母親の愛情を受け、両親との関係から社会性を身につけ、最低限の躾を施されてから保育園なり、幼稚園なりの社会に出すべきです。それまでは私のお小遣いもゼロのままですが、子供の将来を考えればしょうがないことです。
それに対して、“「生活やキャリア確立のために歯を食いしばって働く女性がいる。一律に仕事をやめて家で子育てしろと言い切られるのは残念だ」”“「子どもにとって母性が大事な時期はあると思うが、いろいろな人生、暮らし方がある」”等と自分の価値観だけで反論するのは政治家として失格ではないでしょうか。そういった方は結局は子供の為といいながら自分の生活を変えたくないだけであり、自分のために子供の将来を犠牲にしているだけなのです。
子を産むということは自分の分身が生まれるということです。その生まれてきた子供を等しく一人の人間としてみるならば、子供にとって“母性が大事な時期”とわかっていながら80年の人生の内、ほんの2~3年を子供のために割きたくないと主張するというのは、高市少子化担当相の適性に問題があるとしか言いようがありません。キャリアは取り返せるかもしれませんが、失った幼児期は取り返すことは出来ず、また、乳児はそのことを主張することすら出来ないのです。この方には日本の喫急の課題である少子化問題を解決するのは不可能です。
下村氏の“1歳まで子育てできる社会システムへの方向転換”という意見は、非常にバランスの取れた良い意見だと思います。キャリアを重視したいと思う母親以上に、古くからの伝統を重視し、この幼児期を大切にしたいと思う母親がきっといるはずです。
伝統には現在科学でさえ及びもつかない知恵がたくさん詰まっています。微生物者パスツールは1860年に熱殺菌の方法を発見しましたが、清酒造りの杜氏は、それ以前の遥か昔、1200年頃から清酒に火入れを行い、酵母を滅菌して醗酵を止める方法を知っていました。男女共同参画などという、社会的背景を持たない行き過ぎた理想主義は、脈々と受け継がれてきたこのような日本人の知恵や伝統を破壊し、社会全体を不必要に不安に陥れるだけなのです。
もちろん、私のこの個人的な意見に反対される方も多数いらっしゃるとは思いますが、その答えは近い将来、自分の子供の成長を見ればはっきりと分かるでしょう。
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参考サイト
日本酒の歴史 木内酒造合資会社
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コメント
はじめまして。
3歳まで、すくなくとも1歳までは母親による子育てを。全く同感です。
そもそも、大人になったら自分の人生を自分のものだと考える方がおかしい。自分の人生なんぞより子供の人生の方が大切であることになんの疑問があろうか。一所懸命に子供を育て、社会のために働く、秩序を守る、法を守る、素晴らしい国を子々孫々に残す、これが人としての勤めではないか。
「自分のキャリア」なんぞ、二の次、三の次!
投稿: | 2006年11月 8日 (水) 12時28分
乳児期に母親におもっいっきり甘えた子とそうでない子の精神的な面での成長の違いは有名ですね。キャリア女性の場合も乳~幼児期(0~6歳)までしっかり子育てをして復帰した女性とその時期に極端に子育てが短く仕事に復帰した女性では、その後の子育ての苦労の度合いが全く異なるようです。
あと、付け加えるとしっかりした実力があるキャリアの方の場合、そういうブランクも物ともせず、その時期の子育ての大変さを糧としてキャリアを上げていくようです。むしろ子育てを自身のキャリア上の負担と考えている女性程、結果的にはキャリア・子育て両面で苦労するそうです。
結局、自身が与えた分の愛情を子供は将来“協力”という形で帰してくれるのです。自分の事を優先し続ける親に一方的に“協力”してくれると思っていることが既に実力の差なのですよね。
投稿: 論示 | 2006年11月 8日 (水) 15時01分
管理人様
はじめまして、福岡のくぼたと申します。
仰るとおり
下村官房副長官の発言が正論です。
高市さん、ちょっと失敗ですね貴方の発言は、貴女も早く子供を生んで自分の手の中で育ててみてください。自分の言った事が大失敗だったと分かるから・・
投稿: くぼた | 2006年11月 8日 (水) 15時49分
私も下村氏の発言は正論だと思います。
子育ては一生をかけた大事業だと思います。
人一人をまともに育てようと思えば、片手間になど
できはしません。その正論を踏まえた上でどうしようもない
事情などにより仕事を続けるお母さんは、それでも
せめて一歳~二歳位までは自分の手で育てて欲しい。
外へ出て仕事をするのがあたかも自己実現であるとか
自立した女性であるとかいう風潮には踊らされてはなりません。「社会システムの変換」は至極もっともでまともだと思います。
投稿: SESIRIA | 2006年11月 8日 (水) 18時01分
産む前から託児所、保育所探し。親に育児丸投げ。
問題の本質が見えていないので、とてもいい仕事ができそうには思えないなぁ、こういう人。
男の場合だと、辞められない=無能・惰性・駒・多弁、って図式が明確に当て嵌まるんですけどね。女はどうなんでしょ?
あと子供はこんな親の面倒なんて程程でいいよ。因果応報。決して人道に反してないからね。
投稿: ymsn | 2006年11月 8日 (水) 18時57分
どうもすいません。自分の書いた記事で何を言っていたのか分からなくなってしまって・・・
麻原彰晃の罪と罰(こんなところにあるとは忘れていた!笑)
の真ん中より少し下に
家庭動物等の飼養及び保管に関する基準
環境省告示37号:平成14年5月28日
というのがあります。
下にスクロールすると
「仔犬は離乳前に母犬から離してペットショップなどに渡してはいけない」(そのような趣旨)
「仔猫は離乳前に母猫から離してペットショップなどに渡してはいけない」
と書かれています。
人間も同じです。
少なくとも1~2年は母親の手の中で育てなければいけません。これが動物学的・科学的な根拠・証拠です。
投稿: 柳生すばる | 2006年11月 8日 (水) 21時51分
補足します。
第5 犬の飼養及び保管に関する基準 6
第6 猫の飼養及び保管に関する基準 5
です。
投稿: 柳生すばる | 2006年11月 8日 (水) 21時58分
耳鼻咽喉科の開業医をやっています。最近の我々の悩みは乳幼児の中耳炎がなかなか治癒しないということです。この原因の一つは、乳幼児の集団保育にあることが証明されています。6ヶ月から2歳半くらいまでの時期は免疫機能が十分働かないことが分かっていますが、この抵抗力の弱い時期に周囲から次々にあらたな菌をもらう状況に居るという訳です。耳鼻科医としては早期の集団保育はできれば避けていただきたいです。
投稿: ginger | 2006年11月 8日 (水) 23時04分
皆さん、たくさんのコメントありがとうございます。
私も、自分の子供を持つまで、きちんと愛情を持って子育てできるか不安でしたが、いざ生まれてくると、自然に我が子を愛することが出来ました。これは、両親のおかげだと思っています。
子供と接していると、なんとなくですが、私が幼少時代にこうやって育てられていたんだろうなというイメージが湧いてきます。
いまさらながら、両親が与えてくれた愛情に感謝すると共に、これを次世代に受け継いでいくという責任を感じています。
投稿: takayuu | 2006年11月 8日 (水) 23時13分