« 毒見役はネズミ | トップページ | 創価学会が注文 »

2006年11月17日 (金)

中国共産党の危機

 中国の不動産バブルに陰りが見えてきたようです。

上海バブルにブレーキ?売れぬ憶ション…一方根強い投資も

 【上海=前田徹】上海の不動産バブルにブレーキがかかったのかどうかが、いま注目を集めている。胡錦濤政権が経済過熱を背景に上海市トップの陳良宇書記を解任して以来、常に右肩上がりだった不動産価格が、横ばい状態になったと発表されたからだ。だが、中国人民元の切り上げは必至とみて、切り上げ期待の不動産投資は根強いとの見方が投資会社の間などで支持されている。

 上海バブルの象徴といわれた超高級マンション「湯臣一品」。4棟を1棟ごと(約600億円)に販売する計画を香港系不動産会社が断念したというニュースが、上海紙東方早報に掲載されたのは10日のことだ。それによると、2005年に完成後、ニューヨークやロンドンで販売活動を続けたが、結局買い手がつかず2棟を賃貸に切り替え、残る2棟は個別販売に切り替えたという。黄浦江に面した絶景の「億ション」(約600平方メートル、約10億円)は結局、2室が売れただけだ

 また、上海市房屋(家屋)土地管理局や上海社会科学院らも、胡錦濤政権の経済引き締め路線を意識して「上海の不動産過熱は峠を越し、落ち着いて推移」と強調している。手渡された「上海房地産(不動産)市場報告」最新号(10月号)でも、昨年前半まで年20%前後の高騰を続けた価格が、不自然なほど横ばい状態になっている。

 だが、一方で陳前書記時代に計画された郊外住宅地は完売状態で、不動産バブルが続いているかの様相も見せている。

 例えば、上海市政府がベッドタウン構想として建設した「テムズ・タウン」は総工費750億円。近くの湖から人工の川を引き入れ、中心に英ブリストルの教会を模して配置するなど、英国住宅街をコピーした高級住宅街となっている。

 一戸建て(500平方メートル)で2億円前後もし、安い集合住宅も含め計2000戸もあったが、05年までの予約販売で完売している。購入者の大半は上海中心街の住民だが、今年10月に正式オープン後も入居者はなく、大半が投資目的とみられる。しかもベッドタウン構想はほかにも、イタリアやドイツなどをコピーした住宅街が4カ所もあり、いずれも完売という人気ぶりだ。

 香港や台湾の不動産投資専門家は、中小不動産に投機熱が残っているとし、「人民元に25%ほど切り上げる余裕があるから」と指摘している。

 また、日本の総合銀行系研究所によれば、中国の不動産バブルは中国国有銀行の巨額マネーが流れ込んで起きている。引き締め過ぎればバブル崩壊で一気に銀行の不良債権問題が露呈するため、政府は穏やかなバブル傾向を保つ必要があるとみている。不動産価格の見事な横ばい状態の事情を裏付けているようだ。

【2006/11/17 東京朝刊から】

(11/17 10:55) 産経新聞

 昨年末、中国のの不動産向け融資額は3兆700億人民元(42兆9800億円)に上がります。この額は1997年の融資額200億人民元(2800億円)の153倍の水準であり、銀行の融資総額の70%を占めています。

 そしてなぜ銀行の融資総額の70%が不動産向けの融資に費やされたかといえば、住宅価格の70%までは融資、つまり借金でまかなうことが出来るということに加え、役人特有のノルマ主義と、任期が終われば問題は放置するという無責任体質に根本的な原因があります。

 この不動産バブルは、もともと資金力のある華橋の他に、モルガンスタンレーやゴールドマンサックスという外資系ファンドが加わり、その上に深刻な社会不安から設備投資を手控えた企業からの余剰資金や個人の資金が加わることで、膨張の一途をたどってきました。

 今回、大口の不動産投資が減り、郊外の小口不動産投資に人気が集まるという現象が顕著になってきたことは、資金力が豊富な外資系ヘッジファンドや華橋からの大口投資が減ったことを意味しています。

 そして現在は活況を見せている小口不動産投資も、この頭打ち感が広がれば、企業や個人投資家に投資を控えさせ、利益確定のための不動産売却を加速させることでしょう。そして、供給が急激に増えることにより、不動産価格が暴落し、銀行の70%を占める不動産向け融資残高が不良債権化してバブルが崩壊、深刻な長期不況を招くことになります。

 この不動産価格の頭打ちによる不安感は、当面の間は元切り上げ気配に対する期待感で打ち消す事が出来ますが、この元の切り上げは、原材料を輸入し、豊富で安価な労働力を利用して加工し、輸出することで支えられてきた中国経済を直撃し、深刻な不況と失業者の増大による社会不安を招く恐れがあります。

 元切り上げは政策に直結しています。中国政府は融資を抑制しながら、元切り上げの期待感を利用して行き過ぎたバブルを安定させ、これを長期的に持続させることで不動産バブルのソフトランディングを図ろうとしています。そして、その前提には元切り上げに耐えうる産業構造の変革が必要となりますが、その変革を成し遂げる為に大胆な国有企業の整理統合は避けて通ることは出来ないでしょう。

 しかしながら、改革開放路線という中共のいびつな社会体制は、この国有企業の整理統合を断行することによって、もはや共産主義という社会体制の存在意義そのものを失うといっても過言ではありません。そうなれば、中国共産党の存在意義は消滅し一党独裁体制を保つことは不可能となるでしょう。

 中国共産党の未来は崩壊か暴発の二択しかないようです。

応援クリックお願いします!⇒人気blogランキングへ

|

« 毒見役はネズミ | トップページ | 創価学会が注文 »

中国」カテゴリの記事

産経新聞」カテゴリの記事

コメント

スゴ画像

投稿: 若槻千夏 過労でダウン、妊娠中絶疑惑 | 2006年11月17日 (金) 18時14分

失礼いたします。
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

シナの大学が日本国民の税金で博打を打ってます!

中国・王毅大使が謝罪 日本財団奨学金、蘭州大が投資で消失「100万ドル全額を原状回復」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/28118/

抗議しましょう!

>>日本財団会長 笹川陽平ブログ
「王毅 中国大使からの書簡」
http://blog.canpan.info/sasakawa/archive/644
(コメント、TB可)

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

投稿: | 2006年11月18日 (土) 12時12分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中国共産党の危機:

» 孔子は韓国人ニダー [勝手なニュース]
<#`Д´>ニダー <#`Д´>ニダー <#`Д´>ニダー [続きを読む]

受信: 2006年11月18日 (土) 02時27分

« 毒見役はネズミ | トップページ | 創価学会が注文 »