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2006年11月 5日 (日)

寝言は寝て言え

核保有論議は国会軽視らしい。

核保有論議:「国会軽視」と野党が衆院議長に申し入れ

 民主、共産、社民、国民新党の野党国対委員長は2日、河野洋平衆院議長に、麻生太郎外相と中川昭一自民党政調会長が核保有論議の必要性に繰り返し言及していることについて、発言を過去の核廃絶に向けた国会決議への冒とくだとし、安倍内閣に「国会軽視」の姿勢を改めるよう申し入れることを求めた。

 これに関連し、社民党の又市征治幹事長は2日の記者会見で、両氏の「個人的な発言」を容認する安倍晋三首相の対応を「首相自身の本音を両氏にしゃべらせているとみて間違いない」と批判した。【山田夢留】

毎日新聞 2006年11月2日 20時27分

 対案を出しながら審議に応じない民主党の方がよっぽど「国会軽視」ではないかと思いますがどうなんでしょうかね。

 言うに事欠いて「首相自身の本音を両氏にしゃべらせているとみて間違いない」とは笑わせる。てめぇらこそ宗主国様の本音を代弁しているだけじゃネェか。寝言は寝てから言いいやがれ

 まぁ、場も程よくあったまってそろそろ頃合。核兵器保有がダメなら集団的自衛権の解釈見直しでもしましょうかと言い出す奴が出てくる頃ですかネェ。と思ったらもう出たらしい。

集団的自衛権の見直し必要、額賀前防衛庁長官が見解

 額賀福志郎・前防衛長官は4日、政府の憲法解釈では禁止されている集団的自衛権の行使について、「北朝鮮が武力行使に踏み切り、日本に飛んでくるノドンを米艦が撃ち落としている時、近くにいる日本のイージス艦が米国に飛んでいくテポドン2を憲法問題を理由に傍観することがあっていいのか」と述べ、行使を認めるべきだとする見解を表明した。

 東京・大手町の経団連会館で開かれた緊急国際シンポジウム「北朝鮮の核実験と東アジアの安全保障」で講演し語った。

 ただ、「地球上どこででも(米軍との)共同対処を要求されることには、一定の制限を付けなければならない」とも語り、行使容認は日本周辺が中心となるという見方を示した。

 また、北朝鮮情勢に関連し、「『自衛隊も(巡航ミサイル)トマホークのような攻撃兵器の所有も含め、米軍とのより高度な共同対処体制を構築するための議論を俎上(そじょう)に乗せてもいい』という意見について十分議論し、合理的結論を出す必要がある」と述べた。弾道ミサイル発射や核実験を受け、日本として敵基地攻撃能力を持つことも検討する必要があるという考えを示したものだ。

(2006年11月4日22時18分  読売新聞)

 こういった発言も、ずいぶんハードルが低くなったように感じます。知らず知らずのうちに議論の下地が出来てきたようですね。2ヶ月前とは明らかに状況が変化しています。

 ここですかさず空気の読めないみずほタンが、“集団的自衛権の行使なんて絶対に許さない。北朝鮮のミサイルを受け止めてあげて!”なんて言ってきたらしめたものですが、さすがのみずほタンもそこまでお馬鹿じゃないでしょう。でも、今までの発言を考えればありえないこともないのでそこは期待しながら待つとしましょう。

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コメント

今、犬HKの日曜討論を見ていましたがはらわたが煮えくり返って怒りが収まりません。自民党の二階、公明党の国対委員長、おまいら共産党か!
断固、麻生、中川(酒)両氏を支持します。

投稿: 岡本早苗 | 2006年11月 5日 (日) 09時16分

今度は河野君、総理経験者を集めて政府にプレッシャーをかけようなんて考えずに、衆院議長経験者を集めて鳩首会談すればいい。

メンバーも揃ってるよ。

投稿: weirdo31 | 2006年11月 5日 (日) 09時56分

熱湯欲様 はじめまして。ブログランキングにて見掛けたお名前のブログでしたので早速やってまいりました。

さて、核武装や核兵器議論を相当いやがってるんですね。>垢日

CH桜の三輪さんじゃないが、朝日が反対ならばどんどん核武装&核論議を進めるがよろしいと思います。

あ、後、ついでにスパイ防止法もね。

投稿: 憂国者 | 2006年11月 5日 (日) 15時30分

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