アジア外交の転換
当然です。
安倍首相は2日夜、8日を軸に最終調整が行われている日中首脳会談に関連し、「お互いが条件を付けずに、虚心坦懐(たんかい)に両首脳が胸襟を開いて話ができる場をつくることが大切だ」と述べた。
首脳会談の前提として、靖国神社参拝自粛を明言するよう求めている中国をけん制したとみられる。首相官邸で記者団に答えた。
(2006年10月2日21時41分 読売新聞)
北京五輪も2年後に迫り、中国もこの期を逃し、日本の協力が得られなければ開催自体が危うくなるという焦りがあるはずです。日本はここで譲歩する必要はまったくありません。首脳会談を求めているのは中国なのです。
案の定というか、まぁ予測通り、彼の国は態度を豹変したようです。
麻生太郎外相は2日夕、韓国の潘基文外交通商相と約15分間電話会談し、安倍政権発足を機に日韓関係を改善させるため、9日開催が予定される首脳会談の成功へ協力していくことで一致した。潘氏は麻生氏に韓国への公式訪問を招請し、麻生氏は「自分もいずれ訪韓したい」と答えた。
麻生氏は「未来志向の関係構築に向け、日韓関係を新たな段階に進めていきたい。首脳会談は日韓パートナーシップを再確認する第一歩となる」と強調。潘氏も「首脳会談の重要性については、まったく同感だ。この機会に両国の友好関係が一層推進されることを期待する」と応じた。
(10/02 22:35) 産経新聞
“靖国参拝”の“や”の字も見えません。今までしつこく騒いでいたのが嘘のようですね。この変わりようにはマスコミも面食らったのではないでしょうか。
今回は安倍外交が一枚上手だったようです。中国が転べば韓国は事大して勝手に転がります。日中首脳会談を8日に設定したのが良かったようです。後は中国とさえ話をつければ韓国は無視しても勝手についてくるでしょう。
潘基文外交通商相は次期国連事務総長当選確実と見られており、日本は9日の首脳会談において正式に支持を表明するようです。しかし、見方を変えれば北朝鮮問題に関して制裁に反対する韓国は退路を絶たれたとも言えます。国連事務総長選出国らしく率先して制裁決議を履行していただきたいところです。
もう決まったことはしょうがないので、韓国内でも支持率が低下し、風当たりの強くなってきた北の操り酋長のノムと話をするよりも、潘外交通商相と親密な関係を築いた上で話を進めていったほうがまだマシと考え、未来志向で対応していくしかないようですね。
中国との交渉次第では、膠着した北朝鮮問題も一気に進展しそうです。安倍首相の官邸主導の「主張する外交」に期待しましょう。
マスコミもいい加減、靖国、靖国と言うのはやめなさい。日中韓関係を明らかに阻害していますよ。慎みたまえ。
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