« アジア外交の転換 | トップページ | 北側氏の海洋政策一本化 »

2006年10月 3日 (火)

韓国の外交力

潘基文外交通商相が国連事務総長に当確です。

潘基文・韓国外交通商相、次期国連事務総長に当確

【ニューヨーク=白川義和】国連安全保障理事会の理事国15か国は2日、今年末で任期が切れるアナン国連事務総長の後任選出に向け、4回目の非公式投票を行い、韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相(62)が4回連続でトップとなった。

 潘氏は拒否権を持つ5常任理事国すべてを含む14か国の支持を集め、当選を確実にした。安保理は9日に公式投票を行い、潘氏を正式に選出した上で、国連総会に任命を勧告する。アジア出身の事務総長は1971年に退任したビルマ(現ミャンマー)のウ・タント氏以来2人目となる。

 2日の投票は、常任理事国と非常任理事国の用紙の色を初めて変えて行い、常任理事国の投票内容が分かるようにした。この結果、タイのスラキアット前副首相、ラトビアのビケフレイベルガ大統領ら6候補のうち、常任理事国すべての支持を集めたのは潘氏だけで、他候補には常任理事国から1~3票の不支持票が投じられた。

 投票後、中国の王光亜国連大使は記者団に「潘氏が安保理の推薦する候補となることが極めて明確になった」と述べた。2位のタルール国連事務次長(インド)は「潘氏が次期事務総長となることは明白」とし、立候補の辞退を表明した。

 非常任理事国の日本も、潘氏支持を表明している。大島賢三国連大使は「アジアの優れた候補から選出するという目的に沿った方向で事態は動いている。日本政府としての態度を最終決定した上で、正式投票に臨む」と語った。

(2006年10月3日14時13分  読売新聞)

 安保理メンバーを援助で買収した等のうわさもありますが、前回、常任理事国入りを逃した日本とは対照的に、効果的に票をあつめ、唯一、常任理事国5カ国の支持を集めたその外交力はさすがといわねばなりません。

 日本に決定的に足りないのは、こういった買収などのきわどい手を使ってでも目標を達成する外交上のしたたかさではないでしょうか。日本はODAなどで韓国の数倍の援助を発展途上国に行っていますが、国際社会での影響力はそれに比例したものとはいえません。外交が馬鹿正直すぎて凄みが足りないのです。だからもらった方ももらって当たり前としか思わない。

 今こそ「戦略的外交」が必要です。日本は日本の利益のために外交を行い、影響力を強める努力をしなければなりません。もう、外務省に任せっぱなしにすることはできません。官邸主導の外交を行い、日本としての明確な意思を持って諸外国との交渉に取り組む必要があります。

 まずは麻生外相の要求通り、外交官の2000人増員を早期に実現することが重要です。麻生太郎の手腕に期待しましょう。

外交官大増員を早期実現せよ!と思う方はクリック!(人気blogランキングへ)

|

« アジア外交の転換 | トップページ | 北側氏の海洋政策一本化 »

朝鮮日報」カテゴリの記事

韓国(政治)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191898/12278746

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国の外交力:

« アジア外交の転換 | トップページ | 北側氏の海洋政策一本化 »