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2006年10月24日 (火)

SK-2問題の終結

予想通りの結末となったようです。

日本製「SK-Ⅱ」一転して危険性低い 中国当局

 【北京=福島香織】中国の国家質量監督検査検疫総局は24日までに、日本製造の高級化粧品、マックスファクターSK-II(製造元P&Gジャパン)について、「化粧品製造の技術的な要因で、微量のクロム、ネオジムが含まれているが、危険性は低い」との見解を公表し、同総局の検査結果をもとにした9月14日の「危険」との判定を翻した

 安倍晋三首相の訪中で日中関係が好転したことで、これまでの日本バッシング姿勢を改めようとの中国当局の意図もうかがえる。

 P&G(中国)では、9月22日から商品の国内販売を一時停止していたが、24日にはできるだけ早く販売を再開すると発表した。

(10/24 12:44) 産経新聞

 前回、朝日が語るSK-2にて予測したように、

“今回の事態はほっといても沈静化するでしょう。そして、おそらくこの件で中国側から明確な回答を得られることはまず無い。つまり中国とはそういう国なのです。”

という結末通りになったようです。

 「(外資は)輸出先の法律や基準に合わせるべきだ」として、中国独自基準の正当性を強調していた中共ですが、結局、そんな独自基準など存在しなかった見たいですね。

 この産経新聞の“日本バッシング姿勢を改めようとの中国当局の意図”というのは少し違うような気がします。中国側は今までの経緯から、中国が報復措置をとり強硬姿勢を貫けばすぐに日本は規制を解除してくると考えていたのでしょう。

 しかし、逆に当時の農林水産相の中川(酒)大臣が“日本は日本できちんとやります、中国もやったらいい”と発言し、強硬姿勢をとったことでその思惑がはずれ、日本も厚生労働省を通じて調査に乗り出してきたため、あわてて事態の打ち消しに走ったというのが正しいところではないでしょうか。

 つまり、今回の措置と日中関係改善はまったく関係がない。日本は原理原則を貫いて法治国家ならば当然の対応を行ない、その結果、人治国家中国が間違いを認めて前言を撤回した。ただそれだけのことです。

 もう、日中友好をすべての基準にするのはやめにしたほうがいい。国際社会にはルールがあり、国際社会を生きるにはそのルールを守らなければならない。もちろん日中関係もその例外ではありません。

 今後の日中関係は、相手の顔色を伺い、無用な配慮と譲歩を繰り返してきた過去を反省し、中国にゴリ押しされてもダメなものはダメと厳粛に対応し、徹底的に譲歩しないことが必要かと思われます。日中友好の名を借りた土下座外交はもうやめにしましょう。

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コメント

俺がSK-IIの社長ならば、でかでかと無罪広告を出し、損害賠償を請求する。

投稿: 石原 | 2006年10月24日 (火) 22時54分

その通りです。
産経新聞も日中友好などと浮かれている場合ではない。
ここで追求の手を緩めることなく、中国当局の不手際を徹底的に追及するべきです。

投稿: takayuu@管理人 | 2006年10月25日 (水) 00時19分

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