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2006年9月21日 (木)

法律以前の問題

朝日新聞も語るに落ちたものです。

国旗や国家に敬意「法律以前の問題」 判決で小泉首相

 小泉首相は21日夜、入学式や卒業式で国歌斉唱などを義務づけた東京都教委通達を違憲・違法とした東京地裁判決について「法律以前の問題じゃないですかね。人間として国旗や国歌に敬意を表するのは」と述べた。

 通達で強制するのではなく、礼儀として国旗・国歌に敬意を表するべきだとの考えを示したとみられる。首相官邸で記者団の質問に答えた。

2006年09月21日20時29分 朝日新聞

 学校で教えることの中には“礼儀”も含まれると考えることは極めて常識的なことです。

 つまり、自分が所属する国家に対する“礼儀”すら欠く教師がいることが問題であって、その事を法律以前の問題とすることは人として当たり前な判断なわけですね。

 朝日新聞の記者はこの判決を聞いて喜び勇んで質問したと思いますが、小泉首相のこの“極めて常識的”な返答を聞いて、さすがに“違法だからやめろ”とは言えなかったようです。通達で強制するのではなく、礼儀として国旗・国歌に敬意を表するべきだとの考えを示した”とは笑わせる。これを読んだ方は、教育基本法の改正の必要を強く感じたことでしょう。

 今回の判決は国旗・国歌そのものを違法としたわけでは無く、強制することが違法と判断しただけです。しかしながら、教師が不特定多数の生徒を預かる以上、自分の主義信条以前にこの国の常識を教える義務があるのは当たり前のこんこんきちでしょう。

 それにもかかわらず、自分がいやだから法律に訴えてでも教えないというのでは、こりゃもう教師失格以前に、人間失格であり、今回の判決が出たことで、訴えた教師がいかに常識はずれであるかが全国に知れ渡たることとなりました。

 人生において人格を形成するのに重要なこの時期に、このような非常識な教師を担任に持ってしまった生徒は誠に不幸と言うしかないですが、サヨクマスコミも馬鹿騒ぎも程々にしないと、自分たちがいかに常識はずれの大馬鹿者であるかを証明する事になってしまいますよ。お気をつけてくださいね。

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