名護住人の勘違い
なんかおかしくないですか
「県外移設」を期待する地元住民の不満が噴出した。
米海兵隊普天間飛行場の移設問題を巡り、移設予定地の沖縄県名護市で5日に開かれた岡田外相と住民の意見交換会。
日米同盟を背景に計画変更の難しさを繰り返す外相に、出席者たちは「地元の声を聞こうとする姿勢がない」と憤り、怒号が飛んだ。
意見交換会は名護市がある衆院沖縄3区の民主党支部が主催。支持者を中心に約100人が出席した。非公開で、マスコミが入れたのは外相の冒頭あいさつまで。質疑応答を終え、約40分後に会場の公民館から出て来た出席者たちは、報道陣に向かって不満をぶちまけた。
現行計画の移設先となっている同市辺野古の金物店経営、西川征夫さん(65)は「現行計画以外は難しい、という話ばかり。失望した」と切り出し、「県外で決めなければ、来年の参院選では民主党に投票しない」と強い口調でまくしたてた。
出席者たちによると、質疑では「私たちは日本人だ。その私たちよりアメリカが大事なのか」などと厳しい意見が続出。岡田外相が「県外は検討しつつあるが、時間がかかる。それは今の普天間の状況をそのままにすることになる」と理解を求めると、会場は騒然となり、「普天間を止めればいいだろう」「嘉手納(基地)はどうなるんだ」などと怒号が飛び交った。岡田外相が退席しようとすると、大声で「答えなさい」とヤジが飛んだという。
親子5人で参加した測量会社代表、渡具知武清さん(53)は「何を聞いても、『日米同盟は重要。普天間は大事なんです』ばかり。話が全然かみ合わなかった」と不満げ。「非公開というのも問題だ」と、会のあり方にも異議を唱えた。中村保さん(56)も「我々の意見を聞き、政治に反映させようという姿勢がなかった」と吐き捨てた。
名護市では来年1月、移設受け入れの是非が争点となる市長選が予定される。自民、公明党が支援する移設容認派の現職と、民主、社民党が推薦する反対派新人の一騎打ちとなる見通しだ。意見交換会に出席した新人陣営の広報担当者(36)は「きょうの集まりで名護では民主党のイメージが落ちた。影響が心配だ」と語った。
(2009年12月6日01時12分 読売新聞)
基地反対派の人達は、“貧しくても平和で人間らしく生きるのがいい”と語り、“戦争でとても苦労した。子供たちには基地や戦争のない平和でいい沖縄を残したい”と語っています。
しかしながら、憲法によって戦争を禁じられ、自衛の為の軍隊ですら憲法論議にさらされるような日本にとって、その“平和”を守るためには日米同盟が不可欠なのですが、その代換議論はされる気配すらありません。
“「私たちは日本人だ。その私たちよりアメリカが大事なのか」”とはいいますが、“その私たち”とやらも大事だから同盟国を守るためにアメリカが基地を作るんですよ。
“「普天間を止めればいいだろう」「嘉手納(基地)はどうなるんだ」”とはいいますが、基地がなくなれば誰が平和を守るんですか?無責任この上ないですね。
普天間や嘉手納は爆音がうるさいしヘリが落ちてきて危険だからダメ、辺野古沖は爆音や危険性が軽減されるのに自然破壊だからダメでは議論になりません。そしてなにより、その前提として日本の安全保障が議論されなければならないのに、地元住人との説明会でそのことには一言も触れないとは、岡田外相も地元住人もいったいどういうつもりなのでしょう。自分たちのエゴで日本が滅んでもいいんですか。
沖縄に駐留する米軍の方々も、自らの国を離れ、知らない土地の知らない人間を守るために命をかけて毎日訓練を繰り返していらっしゃるのに、その土地の人間からその苦労を理解しようともしないで、うるさいだの危険だの出て行けだの言われたら守る気も失せますね。
沖縄は地政学上の重要地です。ここから米国が基地を撤去し、グアムまで防衛線を後退させれば日本は中華圏に取り込まれます。中国共産党一党独裁軍事覇権国家である中国は“沖縄の声”など聞きません。ただ黙って大量の漢民族を移民させ沖縄の世論を支配し、沖縄の文化遺産を破壊して民族性を消滅させ、重工業化で工業排水や生活排水を垂れ流して沖縄の自然と海を破壊し、すべてを破壊尽くして“沖縄の声”を消滅させるだけです。
また、この地域の抑止力低下は、台湾有事の可能性を飛躍的に増加させます。もし、中国が台湾を軍事侵攻し、占領する事態となった場合、日本はシーレーンを失い、中東からの石油をパナマ運河経由で輸入せざるを得なくなってしまいます。そうなれば、原油の輸入価格は2倍以上に高騰し、生活全般にさまざまな影響を及ぼす事になるでしょう。
とにもかくにも、このような重要な問題がただの感情論で処理されようとすることに強い危機感を感じます。なぜ基地が必要なのか。もう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
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